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その1
無農薬栽培への挑戦!
通常のみかん栽培に於いては、年間5〜7回の農薬散布を行うとされています。(2〜3種の農薬を混合使用する為累計農薬数は18種程)
そんな中、安心して食べられる美味しい蜜柑を作り、子供や孫に食べさせてやりたい、そして、消費者の皆さんにも提供したい、そんな思いから、今年から思い切って無農薬栽培に取り組みました。
昨年度は樹勢の回復の為もあり、1回のみ(3種混合)農薬散布を行いましたが、今年は樹勢もかなり回復した為、本来の夢であった、農薬、化学肥料を全く使用しない栽培方法へと移行しました。素人集団だから出来る無謀な挑戦かも知れませんが、「なんとか成るだろう、いや、何とかしよう」という思いでやってきました。
幸いにも、大きな病気もつかず、収穫期を迎えましたが、9月中旬から極早生品種が「カメムシ」や「夜蛾」の被害を受け、収穫間近のみかんが次々と落果し始めました。予想もしなかった出来事に、頭をかかえ、座り込んでしまいました。ただ、現況は、寒さの為か、少し被害も減少し、残されたみかんを収穫しています。この程度でヘコタレていたのでは、到底無農薬栽培なぞ出来ないと、気を取り直し、来年は何とか対応策を考えようと思っています。頑張るぞ〜。
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愛宕山桜公園 作業1時休憩中 |

愛宕山遠景。写真左部がドリームファームみかん畑。 |
その2
虫や病気と如何に戦うか
無農薬栽培は放置栽培ではありません。害虫を駆除し、病気の発生を抑制する為に、農薬に代わる何らかの方法で「みかんの木」を病害虫から守らなければならないのです。
試行錯誤を重ね、殺菌力、虫への忌避効果、食味向上等の効果を期待して、竹酢液、海藻エキス、カツオエキス等の自然素材の葉面散布を行っています。
少しは虫除けにもなるだろうと思い散布していますが、その行く手は「クモの巣」ばかり。大きな虫にはあまり効果は無いようです。でも、このクモ達は、無農薬の生き証人。「色々な害虫も捕獲してくれるだろう」と、顔にへばり付いたクモの糸を拭き取りながらの作業を続けています。 |
その3
肥料と雑草管理
無農薬栽培に努める一方、肥料にも化学肥料は使いたくないという思いから、長期熟成の自然卵養鶏の鶏糞を酵素発酵させ、施肥しました。鶏糞はみかんの酸味を強くすると言われていますが、良く醗酵した熟成鶏糞はその限りではないと思っています。また、仮に少し酸味が増したとしても、最近の甘いだけの「みかん」より美味しいと我々会員は思っています。
そうそう、除草剤にも触れなければ。昨年は、一年半程放置されていたため、雑草も繁茂し、やむなく、一度だけ除草剤を使用しました。しかし、今年は無農薬ときめた以上、絶対にやれないと、暑い暑い炎天下で、草刈りに励みました。管理が行き届かず、みかんの樹をしのぐ程の雑草もありましたが、収穫前には、刈り上げました。本当にしんどかった〜!
温暖化がすすむなか毎年毎年こんなしんどい思いはしたくないので、来年からは草生栽培に取り組み少しでも労力の軽減化を計りたいと考えています。
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ドリームファームにて作業中。 |

色付き始めた極早生の蜜柑。 |
その4
蜜柑本来の味とは?
近年、ハウス蜜柑の出回りにより、蜜柑は甘さが1番大事という風潮が強くなってしまったように思います。
蜜柑は本来、酸味と甘さを兼ね備えた果実だと思います。酸味を嫌い甘さだけを求める栽培方法は、私達には興味がありません。適度の酸味、コクがあって深みのある甘味、この二つの食味を兼ね備えたジューシイなパンチのあるみかん、そんな蜜柑を私たちは目指していきたいと思っています。
ドリームファームのみかんは、元来それに近い味を持った蜜柑です。この味を更に深めていく為には何が必要なのか、其れを探していくのが私達の今後の課題だと思っています。
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